タロット占星術における『女教皇』と『運命の輪』の違いとは?
こんにちは、はやみです^^
タロット占星術において、女教皇と運命の輪は『知性のカード』として分類されています。
ゆえに、もともと女教皇や運命の輪を宿命カードに持っている人は「知性が強い人」と言えますし、後天的に女教皇や運命の輪が巡ってくると「知性が強まる運気」となります。
しかし、当然ながら2つの間には違いがあります。今回はその違いについて簡単にまとめていきます。
タロット占星術における女教皇の意味
タロット占星術では、以下のような意味があります。
知性、温厚、優しさ、慎重、伝統、自己愛、自分を守る意識、母親
女教皇のもっとも本質的な意味は『自分を助けるもの』となります。
自分を助けるもの=知識
自分を助ける人=母親
自分を助ける意識=自己愛
というふうに『自分を助ける』という本質的な意味から派生しています。
タロット占星術における運命の輪の意味
タロット占星術では、以下のような意味があります。
知的好奇心、探究心、空想的、未知の世界、学問、占い、宗教、スピリチュアル、不安定、現実感覚が弱い、地に足が着いてない
運命の輪のもっとも本質的な意味は『空想的』です。
空想とはつまり『目に見えないもの』ですので、未知なる世界や目に見えない世界(学問・占い・宗教・スピリチュアル)への探究心となります。
一方で『空想的=地に足が着いてない』となるので、お金やビジネスなどの現実世界で生きるための能力は低下します。
興味関心の違い
どちらも『知性』を象徴するカードなので、2つのカードが運気として巡ってくると「何かを学びたい」といった欲求が強まります。
女教皇は『保守的』『伝統』『自分を守る意識』といった意味があるので
- 歴史や伝統のある分野
- じっくり時間をかけて学べるもの
- 自分に役立つもの
こういったジャンルに興味関心を持つ傾向があります。
例えば、占いでいえば『占星術』ですね。タロットやオラクルなど、直感的でスピリチュアル的な要素が強いものよりも、伝統や歴史があって、根拠があるものに興味を示すことが多いです。
一方、運命の輪は『空想的』『未知の世界』『スピリチュアル』『宗教』といった意味があるので
- 直感で感じ取れるような学び
- ふわふわした未知の世界に関する学び
- 単純に本人の知的好奇心を満たせるもの
こういったものへの興味関心が強まります。
例えば、占いでいえば『タロット・オラクル・霊視』などです。ようするに女教皇とは逆ですね。運命の輪は『地に足がついてない』のが特徴です。なので、占星術などの学問ってよりは「不思議な世界や未知の世界について学びたい」といった心理になりやすいです。
宗教にハマったり、霊感が目覚めることもあります。
ビジネス能力の違い
知性のカードが後天的に巡ってくると、ビジネス能力は低下します。
女教皇には『保守的』『引っ込み思案』といった意味があるので、人と関わるのが億劫になったり、新しいことにチャレンジする気持ちが薄まっていきます。なので、社交性や行動力が求められるような仕事に就いてる方の場合はモロに影響を受けることになります。
ですが、女教皇はギリギリ地に足がついているので、見方を変えれば問題ないともいえます。同じ作業を繰り返したり、任された仕事をこなしたり、公務員的な安定した職業であれば問題なくこなすことができます。
一方、運命の輪は『不安定』『地に足がついてない』となるので、ビジネス能力が大きく低下します。
例えば、経営者に運命の輪が巡ってくると一気に業績が悪化したりします。これはなぜかというと、地に足がついてないからです。地に足がついてない=現実的な判断ができない=机上の空論になりがちってことです。
サラリーマンとして働いていたけど、運命の輪が巡ってきたことで気持ちがフワフワしてきて「俺も起業して成功したい」といった考えが湧いてきたり、怪しい情報商材に手を出してビジネスに失敗して借金を作ってしまったり。今の仕事(職場の人間)は合わないと判断して転職したり、何かと不安定なのが運命の輪です。
さらに『死神の作用』が加わると、仕事や経済面でかなり不安定になります。
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今回はタロット占星術における『女教皇と運命の輪の違い』について解説してきました。
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