【HSP】仕事がつらいと感じる原因と対処法をHSS型HSPが解説


こんにちは、はやみです^^
この記事では、HSS型HSPである僕が
- なぜHSPは仕事がつらいと感じるのか?
- どうすれば今の苦しみは消えるのか?
原因と対処法についてお伝えしていきます。
僕は26歳の時に鬱になってしまいました。
30歳になった今は、奥さんと2人で会社を経営しながら主に在宅で仕事をしています。HSPの繊細さを生かして占星術師として働きながら、ストレスのない穏やかな毎日を過ごすことができています。
HSPのツラさも、絶望的な苦しみから抜け出す方法も、僕自身が経験しているからこそ伝えられると思います。ぜひ最後まで読んで参考にしてください^^
なぜHSPは仕事がつらいと感じるのか?


HSPにはDOES(ダズ)と呼ばれる4つの特徴があります。
- Depth of Processing:深く考える
- Overstimulation:過剰に刺激を受ける
- Emotional response and empathy:共感力が高い
- Sensitivity to Subtleties:些細な刺激を察知する
非常に繊細であらゆることに対して敏感に反応してしまうため、日常生活を送るだけでも疲れやすいです。



仕事とか関係なく生きるだけでしんどいです…。
という方も多いのではないでしょうか。
日常生活を過ごすだけでツライわけですから、仕事をするとなれば相当な苦しさを味わうことになります。
では実際に、仕事でツラさを感じる原因をいくつか挙げていきたいと思います。
理由① 通勤するだけで体力も気力も奪われるから


通勤は普通の人でもストレスを感じるわけですから、HSPが感じる精神的な苦痛は凄まじいですよね。
人混みの中に入っていくだけで嫌ですし、満員電車だと知らない人と密着することになります。匂いもキツイですし、満員電車でみんながイライラしているのでネガティブな感情を受信してしまって苦しくなります。
電車の発車アナウンスも耳障りですし、(頑張ってくれてるのに申し訳ないですが)駅員さんの「駆け込み乗車はおやめくださ〜い」などもピリついた雰囲気も苦痛です。
とにかく朝は戦場みたいな雰囲気が全体に漂っていて苦しいですよね。会社に着いた頃には体力も気力も失われます。充電できずにそのまま仕事に取り掛からないといけないのも苦行です。
理由② 多種多様な人と関わることで精神がすり減るから


職場には色々な人がいます。プライベートで嫌なことがあったのか知りませんが、職場にイライラを持ち込んで周りに人に平気でぶつけまくる人もいます。
自分が言ってることが全て正しいと思い込んでる頭の堅い人もいます。デリカシーのないことを言う人もいます。相手の気持ちを考えずに仕事の無茶ぶりをして知らんぷりな人もいます。会社の悪口や取引先や上司・部下の悪口をずっと言ってる人もいます。
HSPの人は「相手が何を望んでいるのか」自然とわかってしまうので、相手が喜ぶような振る舞い方をしてしまいます。
「話しやすい」とか「1言っただけで10汲み取ってくれるから助かる」とか色々褒めてくれる人もいますが、気を使った度合いに比例して自分の体力と精神力がすり減っていきます。
理由③ ピリピリした職場の雰囲気に神経が参るから


職種によりますが、基本的にはどの業界でも職場にはピリピリした雰囲気が漂っています。
結局のところ仕事では売上を求められるので、売上を伸ばすために「もっと早く行動しろ」「もっと量をこなせ」と言われます。従業員はいつもノルマに追われて余裕がなくてピリピリしています。
誰かにミスに対して必要以上にブチ切れる人もいます。怒ったところでミスが減るわけではないのに、自分の気持ちをスッキリさせたいのか、自分の方が偉いんだとマウンティングを取りたいのか分かりませんが、騒がしい人がいます。
働いているみんなの本音(大体はネガティブな感情)が手に取るように分かってしまうため、自分の中にドロドロとした感情がどんどん溜まっていきます。
理由④ 遠く離れたネガティブな感情もキャッチしてしまうから


自分とは直接関係ない人の感情も敏感にキャッチしてしまいます。
誰かが怒られていたら、怒られている人の気持ちが自分の中に入ってきてしまいますし、部下のミスにイライラしている上司がいたら、そのイライラが自分の中に入ってきてしまいます。
受け取りたくないネガティブな感情ほど空気を伝わって遠くまで届いてしまうので、結局は職場にいる全員の感情を機敏にキャッチする羽目になります。
理由⑤ メールを1通送るだけで深く考えすぎて疲れ果てるから


普通の人からすればなんて事のないメールでも、HSPの人は深く考えて時間をかけてしまいます。
- この内容で要件は完璧に伝わるだろうか
- 内容に不備や失礼な箇所はないだろうか
- 専門用語のここは補足をしておいた方が良いだろうか
- 文章だけでなく画像も付け加えた方が分かりやすいだろうか
などなど。
よく言えば「相手のことを深く考えて配慮した完璧なメールを送る能力がある」となりますが、そのメールを送るために相当なエネルギーと時間を使うことになってしまいます。
かと言って、あまり気を使わずにメールやチャットを送ってしまうと、後になって「ああすれば良かった、こうすれば良かった」とクヨクヨ悩んでしまうので、結局は時間がかかっても完璧なメールを送った方がHSPにとっては無駄なエネルギーを使わないで済むんです。
なぜHSPは仕事を辞めると言い出せないのか?


どれだけ苦しい状況に追い込まれても、HSPは自分から「仕事を辞める」と言い出すことができません。
- 辞めるのは辞めるのでしんどいから
- どの職場でも結局はツライ思いをすると分かっているから
- 現実的に考えて苦しくても退職できる状況にないから
など、大きな要因はいくつかありますが、具体的な理由も見ていきたいと思います。
理由① 周りに迷惑をかけたくないから


HSPはマジメな人が多いです。責任が強いので、周りには迷惑をかけるのをためらう傾向があります。
また、情報察知能力に優れているので、職場にいる人の状況や会社の状況など、あらゆることを俯瞰的に把握しています。自分が辞めたらどんな弊害があるか、辞めた後の職場がどうなるかハッキリと予測できます。
職場の状況を一番正しく把握しているのはHSPだと言っても過言ではないです。
自分より周りを優先してしまうため、かなり苦しい状況に追い込まれていても「辞める」と言い出せない人が多いです。
理由② 何でも自分に溜め込んでしまう性質だから


他のサイトを見ると「HSPの人はツラくなったら周りの人に愚痴を聞いてもらおう」といったことが書かれていますが、それが出来たらHSPはこんなに苦労しません。
HSPの人は常に周りを見ています。というより、嫌でも周りの状況が頭の中や心の中に入ってきます。決壊した大河が街を飲み込むように、HSPの人は常に情報や感情の波に飲まれ続けているんです。
なので、愚痴を言うとどうなるのか、愚痴を聞かされた人がどんな感情になるのか、全て分かっています。「愚痴を言ったところでお互いにとって何もプラスにならない」と理解しています。
だからこそ、周りに吐き出さずに全て自分の中に溜め込んでいくんです。
普通の人の何倍、何十倍のストレスを抱えていますが、それを吐き出すことができないんです。もちろん、ツラくても「ツラい」と言えないですし、辞めたくても「辞める」となかなか言えません。
理由③ 辞めると伝えた後のことを想像すると吐き気がするから


辞めると伝えた翌日から行かなくて良いなら、HSPでも「辞める」と言い出せるかもしれません。
ですが、ほとんどの職場では数ヶ月前に事前申告が必要です。辞める意思表示をしてからの数ヶ月間のことを考えると吐き気がしてきます。
あれこれ詮索されるでしょうし、変な噂が流れるかもしれません。仕事を引き継ぐ相手に嫌な顔をされるかもしれません。
それに「辞める」と伝えても確実に辞められる保証はありません。いいように言いくるめられて会社に残ることになって「◯◯さんが辞めるって言ったらしい」という事実だけが残ります。最悪です。
理由④ 次の会社に馴染むまでの労力の方がしんどい気がするから


今の会社を無事に辞められたとしても、次の会社でうまくいくかは分かりません。
それに、職場の人間関係をゼロからやり直さないといけないので、諸々の労力を考えると「しんどいけど今の職場に残った方がマシ」という結論になることが多いです。
理由⑤ 辞めると会社の人から根も葉もないことを言われるかもしれないから


こんなことを言い始めたらキリがない。それじゃいつまで経っても辞められない。
そんなことは言われなくても分かっていますが、それでもアレコレ考えてしまうのでHSPなんです。特に同じ業界・近しい業界で転職する場合は、相当神経を使うことになります。
頭の中で勝手にあらゆるパターンの対応策を考えてシミュレーションしてしまうので、そこに労力を割いて疲弊するよりは、今のしんどさを抱えたままの方がマシという判断に至ることも多いです。
結局、倒れるまで自分を追い込んでしまう人が多い


ここまでお伝えしてきた通り、HSPの人は仕事でストレスを溜め込みやすいだけでなく、そう簡単に仕事を辞めることができません。
ですが、ストレスやダメージは毎日蓄積されているので、気付いた時にはベッドから起き上がれなくなってしまったり、鬱みたいな症状になってしまいます。
自分の限界を超えて、動けなくなって初めて
- もう働くのは無理だ…
- さすがに会社に報告しよう…
- この状態なら休んでも許されるかも…
と、休職したり退職する選択肢が出てくる人も多いです。
HSPには「命を削りながら働いている感覚」が少なからずあるんですが、本当に命を削りながら働いているのかもしれませんね。
【新事実】HSPは強まったり弱まったりする


全く知られていませんが、実はHSPは強まったり弱まったりします。
- 周りの空気を読む
- 刺激に対して反応する
- 人の感情に共感する
- ネガティブになる
- 引っ込み思案になる
などなど…。HSPにはたくさんの特徴がありますが、これらの特徴が強まったり弱まったりするんです。
HSPが強まると…
- 周りの目を気にしすぎてしまう
- 小さな音やわずかな光に過敏に反応してしまう
- 人の感情に自分が振り回されてしまう
- 自信がなくなり何もできなくなる
- 臆病になって人間不信になってしまう
という具合に、HSPの特徴が過度に出すぎてしまうんです。
その結果、精神的に不安定になったり、神経過敏になったり、理性のコントロールが効かなくなったり、いつもの何倍もの苦しみを味わうことになります。
反対に、HSPが弱まると…
- 周りを気にせず自分のやりたいことをやれるようになる
- 多少の刺激なら耐えられるようになる
- 人の感情に振り回されずに自分を保つことができる
- ポジティブに考えることができるようになる
- 前向きになって人付き合いもできるようになる
と言う具合に、HSPの特徴が収まるんです。
そして、これらの「HSPが強まる時期・弱まる時期」というのは運気で決まります。
死神の運気が巡るとHSPに拍車がかかって苦しさが倍増する


運気と聞くと「怪しい」とか「スピリチュアル系の話かな?」と身構えてしまう人もいるかと思います。
ただ、運気というのは決して怪しいものではなく、僕たちの身近に存在しているもので、人間の深層心理に影響を与える科学的なものなんです。
「運気が良い」「運気が悪い」という言葉を聞いたことがあると思いますが、これは簡単に言うと
- 心理状態が良いから、良い決断をしやすく、良いことが起きやすい
- 心理状態が悪いから、悪い決断をしやすく、悪いことが起きやすい
という意味なんです。
僕が編み出したタロット占星術では、悪い運気(つまり心理状態が悪くなる時期)のことを「死神」で表しています。


HSPに死神の運気が巡ってくると、以下のような心理状態になります。


HSPの場合、さらにHSP気質が強まることで「生きづらさ」や「苦しさ」が倍増されます。
実は僕が25歳の時に鬱になったのも、死神の運気が巡ってきたことが原因です。もともと持っているHSP気質のネガティブな側面が過度に強まったことで、まともに働くことができなくなってしまったんです。
書籍「仕事の悩みは運気が9割」無料プレゼント中


HSPの人はもともと仕事でつらさを感じやすいです。
ただ、運気の影響によって苦しさが倍増されることがあります。もともと精神的に不安定なHSPに悪い運気が巡ってくると、絶望感に近い閉塞感に襲われます。本当に苦しいです。
書籍「仕事の悩みは運気が9割」は、仕事でどうしようもない苦しみを感じている方に救いを差し伸べるために執筆しました。


本書を読むだけで悩みが解決するわけではありませんが、運気の存在を知ることによって、今あなたが抱えている悩みの原因を把握することができます。悩みの原因を正しく知ることで、心が軽くなると思います。
僕自身も占星術を勉強するまでは運気の存在を全く知りませんでした。26歳で鬱になった時も、なんで自分がこんなに苦しむことになったのか訳が分かりませんでした。
- 自分の心が弱いから鬱になるんだ
- 頑張りきれないダメな奴だ
- こうなったのも全て自分の責任だ
と、自分を責めてばかりでした。
でも、占星術を学んで自分の運気を知った時に、ものすごく心が軽くなったんです。
なので、もしあなたが今仕事で悩んでいたり、生きづらさを感じていたり、誰にも相談できずに一人で抱え込んでいるのだとしたら、、ぜひ本書を読んでみてください^^
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限界を感じているなら仕事を休む・ペースを落とす・辞めるのがオススメ


僕が絶望的な状況から抜け出すことができたのは、占星術を学んで運気を活用できるようになったからです。
ですが、まずは現実的に直面している問題から解決していくことが大切です。
今の仕事・職場に限界を感じているなら、まずは休むことを考えてください。職場に未練がない、別に辞めてもいいと思っているならすぐに退職してください。
もちろん「休みます」とか「仕事を辞めます」と言いづらいことは重々承知していますが、何もしないと自分がぶっ倒れるのを待つだけになってしまいます。
限界を超えてからの退職になると、その後が想像以上に大変です。蓄積されている疲労やストレスは凄まじいです。そう簡単に落とせるものではありません。
なので、本当に限界を感じているとか、このままだと自分が壊れてしまいそうな気がすると直感的に分かっているのであれば、できるだけ早く仕事から離れることを考えた方が良いです。



でも転職先があるわけじゃないし、稼がないと生きていけないし…。
という意見もあると思います。
その場合は、ストレスの少ない部署に移るか、出勤日数を減らすなど、今ある選択肢の中で現実的に考えていくしかありません。ですが、何よりも大切なのは自分自身だということを忘れないでください。
フリーになるのも選択肢に入れる


HSPはもともと多くの人と同時に関わるのが苦手です。会社に出勤するだけで体力・気力が奪われてしまいます。
なので、もしご自身の職種が在宅ワーク可能なものであれば、会社を辞めてフリーランスとして働くことも選択肢に入れた方が良いと思います。
- 一人で仕事を受注できるか不安です…
- そんなスキルありません…
- 今の収入が無くなるのは困ります…
と、置かれている状況によって「できる・できない」は別れてしまうのは当然です。
スキルがある人なら今すぐにでもフリーになれるでしょうし、今すぐは無理でも副業から始めて安定してきたら乗り換えたいと思っている人もいるでしょう。HSPだけど「フリーは嫌だ」という人もいると思います。
このあたりはご自身の価値観・仕事に求めているもの・金銭事情などによって対応が変わってきますが、共通して言えるのは「よりストレスの少ない選択肢を選んだ方が良い」ということです。
お金は最低限あれば何とかなるものです。しんどい時期に大切にすべきなのは自分自身です。精神が崩壊してぶっ倒れないようにする。自分を守ることだけを考えてください。
【最重要】自分を守ることだけを考える


もし、あなたが「仕事がつらい」と感じているなら自分を守ることだけを優先してください。
僕のように倒れてからでは遅いです。
もちろん倒れても復活できますが、一度ぶっ壊れたものを直すのは結構大変です。ぶっ壊れる前であれば身体や精神の回復は早くなります。
あと、個人的にはやはり「運気の存在を知ること」が心を軽くするのにかなり役立つと思っています。
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HSPの人には必ず役立つ本です。自信を持ってオススメします^^
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