タロット占星術とは
タロット占星術は、2022年に僕が考案した新しい占星術です。
そんな歴史の浅い「よく分からない占星術」にも関わらず、タロット占星術の鑑定を受けた方や、タロット占星術講座を受講している方々から
どうしてこんなに当たるんですか…!
と、驚かれることがよくあります。
当然、的中率が高いのには理由があるんですが、今回はその『秘密』を紐解きながらタロット占星術の特徴や成り立ちについて説明していきます。
そのためには、まずは生みの親である僕自身の過去についてお伝えしなければなりません。
華やかな世界からどん底へ
僕はもともと、占いとは全く無縁の人生を送っていました。
大学を中退してからビジネスを立ち上げ、経済的に成功することを目指して20代前半を過ごしてきました。ですが結局、自分1人だけでビジネスを成長させることができず、24歳の時にベンチャー企業に入社することになりました。
その会社で死に物狂いで頑張った結果、半年で事業部長に昇進、さらに半年後にはグループ会社の代表取締役に抜擢されました。そして、月商4000万円だった事業を、3ヶ月で月商4億円に成長させることができました。
ビジネス誌の取材を受けたり、テレビ(地方ですが)に出演したり、商品のプロモーションで記者会見を開いたり、海外に出張したり、数々の芸能人や一流アスリートと一緒に仕事をしたり、かなり華やかな世界にいたと思います。
それは間違いなく、かつての僕自身が望んでいた「経済的な成功」でした。
しかし、それから僕は鬱になってしまいました。
オーナーからの「もっと会社を成長させよう」というプレッシャー。主要メンバーの退職。従業員同士のトラブルの仲裁。1回あたり1億円を超える在庫の発注。取引先との金銭トラブル。キャッシュフローの悪化。毎日5~7本の打ち合わせをして、ご飯も食べず、従業員がみんな帰った後に自分の仕事をこなし、寝るためだけに家に帰る。
吐くほど苦しかったですが「この苦行が自分を成長させるんだ」「みんなのために頑張らなきゃ」と、理性で感情をねじ伏せて必死に働きました。ですが、こんな生活が長続きするはずありません。
ある日突然、ベッドから起き上がることができなくなりました。「仕事に行かなきゃ」と理性では分かっているんですが、体が動かないんです。涙がポロポロ溢れてくるんです。
そこまで追い込まれてようやく、自分の限界をとっくに超えていたことを悟りました。と同時に、心の底では経済的な成功なんて欲しくなかったことに気付いたんです。
僕が本当に欲しかったのは「誇り」でした。
胸を張って堂々と誇れる仕事をしたい。子供に自慢できるような仕事がしたい。周りの人から必要とされる立派な人間になりたい。
思い返せば、昔からずっとそんな風に考えていたのに…。いつの間にか「経済的に成功すれば誇れるんじゃないか」と勘違いをしてしまったんです。
ですから、鬱になったのも自業自得だったと思います。自分に嘘をついて、自分の感情を殺して生きていたわけですから…。今思えば、あの時鬱になったのは、僕の魂なのか守護霊なのかよく分からないですが「そっちの道を進んではいいけないよ」というサインだったんじゃないかと思っています。
かくして、大切なことを思い出せた僕だったのですが、具体的にどうすればいいのかは分かりませんでした。そもそも自分がどんな性格で、どんな能力があって、どんな仕事が合っているのか、考えれば考えるほど頭が混乱しました。
途方に暮れた僕は、占いに頼ってみることにしました。
占星術と出会い、沼にハマっていく
最初に受けたのは、算命学の鑑定でした。
生年月日しか伝えていないのに、ズバズバ言い当てられることに衝撃を受けました。高学歴なこと、年上の女性と付き合っていること、体力がないこと、繊細な性格だということ、その他にもパーソナルなことを言い当てられました。
あまりに衝撃的な体験だったので、必然的に「自分も算命学を学んでみたい」と思うようになりました。
そこから一気に「占星術の沼」にハマっていきました。
まずは算命学の学校で有名な朱学院で学び、四柱推命のスクールにも手を出し、西洋占星術、インド占星術、紫微斗数を学び、とにかく手当たり次第占星術を勉強していきました。
最初は何もかもが新鮮で面白かったのですが、学習が進むにつれて
- この占星術はあんま当たらないな…
- 自分は当たってるけど家族は当たってないな…
と「精度の粗さ」が目に付くようになりました。
そこで僕は、自分の中で当たらないと思った占星術は思い切って捨てていきました。また、各占星術には流派があったので、流派ごとの教えを勉強しながら自分が納得できる「的中率の高い占星術」を追い求めていきました。
その結果ついに辿り着いたのが「琉球四柱推命」だったんです。
深層心理学に基づいた占星術
琉球四柱推命は、八島高明先生が編み出した「従来の四柱推命とは一線を画す四柱推命」です。
例えば、一般的な四柱推命では空亡(天中殺)を使いますが、琉球四柱推命では天中殺を真っ向から否定しています。他にも、蔵干説、特殊星、格局、用神など、一般的な四柱推命では「当たり前」とされている理論を一切使いません。
その代わりに、カルマ理論や深層心理学を組み込んでおり、一般的な四柱推命とは全くの別物になっています。
そんな異端な四柱推命を学んでみたところ、信じられないくらい的中率が高かったんです。今まで学んできた占星術が子供の遊戯に見えるほど、琉球四柱推命の的中率、理論の完成度は素晴らしいものでした。
創始者である八島先生は、学生の頃から世界中の宗教や哲学、占術について研究されてきた方です。もちろんタロットや易などの卜術、手相・家相・風水などの相術にも精通していて、四柱推命に関しては30年以上も研究を続けている大先生です。
そんな先生が長年の研究の成果として完成させたのが琉球四柱推命であり、実は僕のタロット占星術も琉球四柱推命がベースになっています。※もちろん許可をいただいています
ですから、タロット占星術の的中率が高いのは当然なんです。
八島先生は日本一の占術研究家だと確信していますが、そんな先生の研究の賜物をベースにさせていただいているので、タロット占星術が当たらないわけがないんです。
タロット占星術の誕生秘話
琉球四柱推命に魅了された僕は、1年間仕事を休んで勉強漬けの毎日を過ごしました。
それからは「琉球四柱推命鑑定士」として活動していたのですが、お客様の鑑定と勉強の繰り返しの中で「もっとこうした方がいい」と思うところが色々と増えていきました。
例えば、四柱推命は漢字だらけなので、伝わりづらいし、覚えにくいですよね。
甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸
なので、これらの十干にイラストがあれば、お客様に情報が伝わりやすいんじゃないかと思ったんです。
そこで、手元にあったタロットデッキを眺めながら、それぞれの十干が持つ意味とぴったり合うカードがないか探してみたところ、自分の中ではドンピシャで相応しいカードが見つかったんです。
同じように、地支、通変、十二運に対応するカードを探してみたところ、面白いくらいにぴったりのカードが見つかりました。
そこから僕は、琉球四柱推命の教えを自分なりにアレンジしていきました。その結果、タロット占星術という新しい形に昇華させることができたんです。
占いの初心者でも分かりやすく、覚えやすく、解釈もシンプルで学びやすい。それでいて的中率は抜群。鑑定を受けるお客様にとってもイラストがあって意味が分かりやすいですし、直感的なコミュニケーションが取れます。
「これは最高のものが作れたぞ…!」と、かなり興奮しました。
ですが、僕はそれだけでは飽き足らず、タロット占星術専用のツールを開発することにしました。開発にはかなりの時間がかかってしまったんですが、おかげで完全プロ仕様のツールが完成しました。
カードの意味が瞬時に表示されるのはもちろん、性格や才能、運気の良し悪しをグラフで表現することによって、人物の特徴や運気の流れを直感的に理解できます。
さらに、100年単位の運気、1年単位の運気、1ヶ月単位の運気、1日単位の運気など、自分が知りたい情報を最も見やすい形でまとめました。これで運気を完璧に活用できるようになりました。
おかげで
- 占い初心者でも
- 的中率は高いけど難解な四柱推命に挫折した人でも
どんな人でも短期間でプロレベルの占星術のスキルを身につけることが可能になったんです。
叡智で未来を切り拓く
仕事で悩んでいた時に、たまたま出会った占星術。
まさか自分がこうやって占星術を教える立場になるとは、思ってもいませんでした。
かつて夢見ていた「人から必要とされる胸を張って誇れる仕事」というのも、お客様の「感動しました」「悩みが吹き飛びました」という言葉によって叶えることができました。
人生というのは、本当に不思議なものですね…。
ですが、占星術を学べば「不思議の理由」が分かります。なぜ仕事で苦しむことになったのか。なぜ経済的な成功を目指してしまったのか。なぜ占いを勉強し始めたのか。なぜ占い師をやっているのか。
全ての「答え」が占星術の中にあります。
その時代のエリートたちが、数千年にわたって積み上げてきた「人類の叡智」が占星術なのです。人類の叡智は、これから何十年何百年経っても、不変の価値をもたらしてくれます。
間違いなく「一生モノの知識」です。
そんな人類の叡智を、初心者でも3ヶ月で習得できるように、工夫に工夫を凝らしたのがタロット占星術なのです。
ですから、ぜひとも自分のためにタロット占星術を学んでください。これからの人生を切り拓くための、強力な武器になるはずです。