カルマ＝心の日記と捉えることで実感できるタロット占星術を学ぶ価値

カルマとは「心の日記」

みなさんは「カルマ」という言葉を聞いたことがありますか？

インドの古代哲学にルーツを持つこの概念は、シンプルでありながらも奥深い意味を持っています。

一般的には「業（ごう）」や「行い」と考えられたり、「自業自得」や「因果応報」など難しい言葉は聞きますが、イマイチどういうことが分からない・・・ですよね😥

今回は、私が感じているカルマについて、お話したいと思います。

私たちは毎日色んな経験をして、常に心を動かされます。

経験や感じたことを「心の日記」に書き留めて、ため込んでいると考えるとイメージしやすいかもしれません。

うれしかったこと、悲しかったこと、誰かにしてもらったこと、自分がしたこと。

そういった“心が動いた出来事”を、時間を超えて「心の日記」に積み重ねています。

それは今世の日記だけでなく、前の人生（前世）で積み重ねた「心の日記」もあるということです。その日記を持ち越して生まれてくる。これがタロット占星術での「カルマ」の考え方です。

カルマは「心のクセ」として現れる

生きていく上で、家族や周囲の人に優しくされてきた人は、人を信じることに不安さを感じることは少ないと思います。

逆に、裏切られたり傷ついた経験が多かった人は、「人って怖い」と感じやすいことがあります。

これは、見えなくても「心の日記」に書かれていることが経験として残っているからです。

つまり、カルマとは悪いものではなく、「今の自分をつくっている心のクセ」 だと考えられるのではないでしょうか。

そう考えると、「カルマ」とは、前世と今世という時間をこえて、今の私たちに大きな影響を与えている可能性があります。

いつもの繰り返しとカルマの関係

あなたは、こんな悩みを感じたことはありませんか？

「なぜか同じことでつまずく」
「いつも似たタイプの人に振り回される」
「やっぱりこうなると思っていた」

それは、 心に残った“カルマのクセ”が原因かもしれません。

タロット占星術では、この「カルマのクセ」を読み解くことができます。

• なぜ同じことを繰り返してしまうのか
• なぜ特定の人に苦手意識が出るのか
• なぜ人より不安になりやすいのか・・・

人それぞれ、行き詰ってしまう理由が「カルマ」を通して見えてくるのです。

理由がわかると、人は自然と安心します。

「自分が悪いわけじゃなかったんだ」
「心のクセがそうさせていただけなんだ」

そう気づくだけで、前に進みやすくなります。

見えない原因と闘うより、敵キャラを把握する方が対処しやすいですよね😁

カルマに意味がある理由

カルマの印象を少しは掴んで頂けたでしょうか？

私が思うカルマとは、 魂が成長するためのヒントです。

つまずく理由があるのなら、それは「そこを超えると大きく成長できるよ」というヒントだと思います。

カルマは、私たちを苦しめるためにあるのではなく、もっと自分らしく生きるために与えられた、宝の地図のようなものです🌈

タロット占星術を学ぶ価値

タロット占星術でカルマを読めるようになると、表面的な“今の状況”だけを占うのではなく、 その人の人生の深い部分まで寄り添えるようになります。

その方の悩みの根底に近づくことが出来る、と実感しています。

それと同時に、占いとしてだけでなく自分自身を理解するツールとしても、確かな力があると思っています。

カルマの考え方で人生を捉えると、人は何度も生まれ変わり、色んな人生や経験をしながら「心の日記」に沢山のことを書き込んでいると考えられます。そして、その日記の内容は、潜在意識となって私たちの人生を方向づけています。

その「心の日記」に気付かないまま、心のクセを知らずにに生きるのは、方位磁石がグルグルしている状態と同じです。向かう方向が分からずに迷子になってしまいます。

出掛ける時はGoogleナビに頼るように、タロット占星術を人生のナビとして活用するのもアリだと思いませんか？どんな冒険も、アイテムが多いほど楽に進むことができると思います😆