メニュー
【 NEW 】タロット占星術入門講座を無料プレゼント中!

【勉強法】膨大な知識をラクに覚える記憶術とアクティブリコール

こんにちは、はやみです^^

個人的に今年は『勉強に良い運気』ということもあり、積極的に新しいことを勉強しています。

そこで今回は、僕が実践している勉強法についてお伝えしたいと思います。

すべて科学的に効果が実証されている方法ですので、占星術・言語・法律・医学などの膨大な知識をインプットする必要に迫られている方は参考にしてみてください^^

目次

【重要】左脳と右脳を使い分ける

まず、左脳と右脳の違いをかんたんに整理します。

左脳:話す、書く、計算する、分析する
右脳:ひらめき、イメージ、芸術性、創造性

一般的に『頭が良い人=左脳が優れてる人』というイメージがありますが、実は頭が良い人ほど右脳を使っています。より正確に言うと、左脳と右脳を意識して使い分けています。

左脳はロジカルに考えたり、何かを判断したり、人に何かを説明する際に重要なんですが、実はキャパ(容量)が少ないです。なので

  • 新しいことを覚えるのも左脳
  • 覚えた知識を運用するのも左脳

こんなふうに酷使するとあっという間にパンクします。その結果、せっかく覚えたことも数時間〜数日で忘れてしまったり、頭がぐちゃぐちゃになって知識を使うことができなくなります。

また、知識を引き出すのが遅いです。

語学をイメージしてもらえれば分かりやすいと思います。いちいち日本語と外国語を翻訳して話していたら会話に置いてかれますよね。考える分だけタイムラグが発生するので、スピード感がないんです。

一方、右脳は『イメージ・直感・感情』と直結しています。そして重要なのは、右脳のキャパは無限大だということです。

例えば、昔聴いてた懐かしい曲を聴くと当時の情景や感情が瞬時に思い出せますよね。学校に行くまでの通学路や、バイト先に向かうまでの道も鮮明に思い出せるはずです。このように、五感や感情とモロに直結しているのが右脳です。右脳で覚えている記憶は強烈な印象があるので忘れることもありません。

右脳はスピード感も早いです。考える間も無くイメージ・匂い・感覚・感情が押し寄せてきます。

このような機能の違いがあるので、何かを暗記するには右脳を使った方が良いんです。キャパは無限大なのでたくさん覚えられるし、五感や感情と結びついているので忘れにくいし、知識を引き出すスピード感も早いです。

左脳を過信するな。
右脳を最大限活用せよ。

これが勉強のポイントです。

暗記・復習・運用のコツ

では、具体的な方法をお伝えしていきます。

  • 記憶術を使って暗記する
  • アクティブリコールで復習する
  • 知識を運用して自分のものに変えていく

この3ステップで進んでいけば、新しい知識をラクに覚えて、確実に知識を定着させ、自分のものへと変えていくことができます。

以下、具体的に説明していきますが、当サイトは『占いのサイト』なので、新しい占星術を覚えることを想定して各ステップを解説していきます^^

(1)記憶術を使って暗記する

新しいことを覚えるためには記憶術(右脳を活用した記憶法)が便利です。

いろいろな記憶術がありますが、僕が昔から実践しているオススメの方法をリストアップしておきます。

① 語呂合わせやダジャレを使う

一番メジャーな方法ですね。数字はもちろん、馴染みのないキーワードを覚える時にも語呂合わせやダジャレを使うのはめちゃくちゃ有効です。

例えば、インド占星術では月が重要なので、月の満ち欠け(角度)ごとに全部で30通りの名前がつけられています。で、満月のことを「プルニマ」というんですが「プールに満月が映ってる」みたいにすれば、イメージとともに簡単に覚えられます。

② イメージと結びつける

無機質な数字の羅列や単語を覚える時に便利です。

例えば、先ほど登場したインド占星術の場合は「ナクシャトラ」などが該当します。ナクシャトラとは月の通り道(白道)を27分割したものです。

(1)Ashwini
(2)Bharani
(3)Krittika
(4)Rohini
(5)Mrigashira
(6)Ardra
(7)Punarvasu
(8)Pushya
(9)Ashlesha
(10)Magha
(11)Purva Phalguni
(12)Uttara Phalguni
(13)Hasta
(14)Chitra
(15)Swati
(16)Vishaka
(17)Anurada
(18)Jyeshta
(19)Mula
(20)Purva Ashadha
(21)Uttara Ashadha
(22)Shravana
(23)Dhanishta
(24)Shatabhishak
(25)Purva Bhadrapada
(26)Uttara Bhadrapada
(27)Revati

これらの数字と名前を一致させるだけでなく、それぞれのナクシャトラの支配星は何か、それぞれのナクシャトラがどの星座に位置しているか、こういった情報も全てをセットで覚える必要があります。

これを左脳だけ・気合いで覚えるのは難しいです。なので、イメージと結びつけると良いです。

例えば、4番は「ローヒニー」と読むのですが、ローヒニーの支配星は月です。また、ローヒニーは牡牛座に位置しています。

これをどう覚えるのかというと、まず1番〜27番の数字を意味のある数字に置き換えます。僕の場合なら、サッカーが好きなので『歴代のサッカー日本代表』に置き換えます。

1番:川島永嗣
2番:内田篤人
3番:谷口彰悟
4番:本田圭佑

こんな感じです。で、ローヒニーは4番なので『本田圭佑』となります。

ローヒニー
4番:本田圭佑
支配星:月
星座:牡牛座

上記の情報から勝手にイメージを作っていきます。僕は以下のようなイメージを作りました。

三日月に乗った本田圭佑が、ダラダラ過ごしてる牛に向かって「お前!そんなんやったら人生浪費することになるぞ!」と説教してる(笑)

三日月 → 月
本田圭佑 → 4番
牛 → 牡牛座
浪費 → ローヒニー

って感じです。

こんな風にインパクトのあるイメージと結びつけることによって、全ての情報を鮮明に記憶することができます。1回覚えてしまえば忘れることもありませんし、どの角度から知識を問われても答えられます。

③ 音やリズムで覚える

約20年前に放送されていた『学校へ行こう!』という番組の中で『B-RAPハイスクール』ってコーナーがあったんですが、覚えてる方いらっしゃいますかね(笑)

その中で、Co.慶応さんが「先土器〜縄文〜弥生〜古墳〜飛鳥♪」と、日本の年代をラップにしていました。当時小学生だった僕はこのラップのおかげで年代を一発で覚えられました。普段は勉強を全くしない兄も、ラップのおかげで年代は完璧に言えるようになっていました^^

他にも、キャッチーなメロディーのCMってものすごく頭に残りますよね。

やはり音やリズムは頭に残りやすいので、この性質を利用して新しいことを覚えると良いです。

例えば、四柱推命や算命学で登場する12支は「子〜丑〜寅〜卯〜辰〜巳〜午〜未〜申〜酉〜戌〜亥〜♪」と、音とリズムで簡単に覚えられます。五行も「もっか〜ど〜ごん〜すい〜」とリズムで覚えると簡単です。

覚えるものが多い・長い場合は、有名な曲を替え歌にして覚えたりするのもオススメです。

④ ストーリーにする

占星術では1つの星やハウスが膨大な意味を持っています。

1つの本質的な意味を抑えればその他の細かい意味も派生で覚えられるパターンもありますが『つながりが見えにくい複数の意味』の場合もあります。

例えば、西洋占星術の6室には

部下、家畜、労働、悩み、健康、病気、医者

といった意味があります。

このように『つながりが見えにくい複数の意味』の場合は、単語をつなげてストーリーを作ってあげると頭に残りやすくなります。

上記の場合であれば

部下家畜(社畜)のように労働させられて悩み苦しんでいた。健康も悪化して病気になってしまった。そこで医者に診てもらうことにした。

と、こんな感じです。

できればもっと感情を揺さぶるようなインパクトのあるストーリーが望ましいですが、いずれにせよストーリーにすることで1つ1つの意味に関連性が生まれて覚えやすくなります。

今回はよく使う記憶術を4つご紹介しましたが、他にも『場所法』など有名な記憶術があります。興味があればネットで調べてみてください^^

(2)アクティブリコールで復習する

記憶術を使って暗記したら、定期的に復習することが大切です。

その際に有効なのが『アクティブリコール』という方法です。

active(能動的に)
recall(思い出す)

という意味の通り、自発的に思い出す作業をしていくことが重要です。

例えば、僕がよくやるのは

  • 紙に書き出していく
  • 頭の中で自問自答する

という方法です。

① 紙に書き出していく

例えば、先ほど登場したインド占星術の『ナクシャトラ』の場合、紙に1〜27までの番号を書き出して、その隣にナクシャトラの名前、支配星、位置している星座をそれぞれ書いていきます。

重要なのは、紙に書き出す前に教科書などを見てはいけない、という点です。

直前に何も見ないで、もちろん紙に書くときも何も見ないで書いていきます。脳みそにかなりの負荷がかかりますが、これが『肝』なので頑張って書き出していきます。

② 頭の中で自問自答する

頭の中で自問自答しながら思い出すのも効果的です。

  • シャワーを浴びながら
  • 子供を抱っこして寝かしつけながら
  • 電車で移動しながら
  • 食器を洗いながら

こんな風に、ながらで構わないので思い出す作業をしていきます。

しっかりインプットできていればスラスラ思い出せますし、思い出せないものがあればリストアップして後で復習すれば効率的です。

大人になると何かと忙しいです。学生時代のように100%勉強だけにコミットできることはありません。みなさん仕事をしながら、家事をしながら、育児をしながら、やるべきことをやりながら新しいことを勉強していますよね。

ただ、そんな『やるべきこと』をやっている時も、貴重な勉強時間に変えられるんです^^

ちなみに、アクティブリコールのタイミングは『最初は毎日復習→3日に1回に切り替える→1週間に1回に切り替える』って感じで、徐々に間隔をあけていくと良いです。

記憶術を使って覚えた『強烈な記憶』をアクティブリコールで何度も繰り返し復習していくと、数週間・数ヶ月経っても余裕で思い出せます。

(3)知識を運用して自分のものに変えていく

最後に、知識の運用です。

占星術であれば『お客様を鑑定すること』や『誰かに教えること』などが該当します。

記憶術で覚えた記憶は、最初のうちは思い出すのに少し時間がかかったりするんですが、アクティブリコールを繰り返すうちにどんどん思い出すスピードが早くなっていきます。

先ほどのインド占星術の事例でいえば

三日月に乗った本田圭佑が、ダラダラ過ごしてる牛に向かって「お前!そんなんやったら人生浪費することになるぞ!」と説教してる(笑)

このようなイメージを介さないでも「4番はローヒニーで支配星は月」と、スラスラ出てくるようになります。ようするに、脊髄反射レベルで知識を取り出せるようになってきます。

こうなれば知識を運用するのは簡単です。呼吸をするように学んだ知識を使えば良いだけですからね。

もちろん、占星術の場合は知識を覚えるだけでなく、惑星やハウスの状態を確認したり、他の惑星との絡みを確認したりと、色々とロジカルに結論を導き出す必要があります。

ですが、惑星やハウスの意味などを右脳で覚えてしまえば、左脳に負荷をかけないで済むので余裕を持ってスピーディーに結論を導き出せます。

で、お客様の鑑定を繰り返したり、誰かに占星術を教える作業を繰り返していくと、ただの知識でしかなかったものが腑に落ちる瞬間がやってきます。

こうなれば『知識を完全に自分のものにできた』と言えるでしょう。

以前、中国整体を受けた時に整体師に言われたことが頭にずっと残っています。

知識は他人のものだからね

ようするに「最終的には体験を通して理解することが大切だ」ってことです。

頭で理解しているうちは、それは他人のものを拝借しているに過ぎないと。体や魂にまで落とし込んで初めて「自分のものになった」と言えるんじゃないかってことですね。

まとめ

長々と書いてきましたが、まとめると

無機質な情報にイメージ・音・曲・リズム・ストーリー・感情などを結びつけると覚えやすくなるし忘れにくくなります!

ってことです^^

やっぱり、勉強にはコツがあるので。勉強が苦手な人は『効率的な勉強法を知らないだけ』だったりします。なので、コツさえ掴んでしまえば誰でも簡単にものごとを覚えられるはずです。

ちなみに、タロット占星術は『占星術なのに覚えなくても鑑定できる』ってのが1つの売りです。

なので、占星術に興味があるけど勉強はやっぱり嫌い!って人は、タロット占星術の入門講座を受けてみてください。占星術に挫折した人や、占星術初心者の方でも短期間で鑑定できるようになっています^^

覚えたい人は覚えれば良いし、覚えるのが苦手なら無理に覚えなくてOKです。

占星術の場合は、鑑定しているうちに自然と意味が理解できるようになりますからね。まずはやってみる。とにかくやってみる。そのうち腑に落ちていくって流れでも良いんじゃないかなと思ってます。

目次